伸びしろがある。それを結果に変えられるか。/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
今日は、なかなかその場ではうまく伝えられないことについて書きたいと思います。
それは「なぜ私が中学3年生の入塾をできるだけ早く締め切るのか」ということです。
お問い合わせの中には、
「中3からでも間に合いますか?」
「今まであまり勉強してこなかったので、これから頑張れば伸びますよね?」
というご相談もあります。
もちろん、中学3年生から勉強を始めて成績を伸ばす生徒はいます。
そして、今まであまり勉強してこなかった生徒にも、伸びしろはあります。
ただ、ここで大切なのは、
「伸びしろがある=すぐに成績が伸びる」
ではないということです。
伸びしろを結果に変えるためには、本人の努力が必要です。
今まで積み重ねてきた基礎。
正しい勉強方法。
覚えるべきことを覚え、何度も繰り返す習慣。
そして、継続して取り組む力。
そういったものが組み合わさった時に、初めて大きな成長につながるのだと思います。
だから私は、簡単に「大丈夫です」「やれば伸びます」とは言いません。
なぜなら、成績を上げるということは、口で言うほど簡単なことではないからです。
「今まで勉強してこなかったんだから、これから勉強すれば成績は上がるでしょ」
そう思われる方もいるかもしれません。
しかし、本当にそんなに簡単でしょうか。
もし、勉強時間を増やすだけですぐに結果が出るのであれば、今までの定期テストでも、テスト前に頑張った分だけ点数につながっていたのではないでしょうか。
実際には、勉強は時間だけではありません。
何を、どのように勉強するのか。
できなかったことをそのままにせず、できるようになるまで取り組めるか。
今までの学習内容に大きな穴がないか。
こういった部分が大きく関係します。
土台ができていない状態で、急に受験勉強を始めても、思ったように結果につながらないことは珍しくありません。
「だったら塾に行けばいいのでは?」
そう考える方もいると思います。
もちろん、塾に通うことで変化する生徒はいます。
勉強するきっかけができた。
勉強する習慣が身に付いた。
苦手だった科目を集中して取り組み、克服できた。
そういったことによって成績が伸びることはあります。
しかし、「塾に通えば必ず点数や偏差値が上がる」というわけではありません。
塾で勉強する時間は週に数時間です。
それ以外の時間をどのように使うのか。
本人がどれだけ継続して取り組めるのか。
そこが非常に大切になります。
当塾のホームページや教室に掲示している点数アップ事例は、基本的に定期テストの結果です。
定期テストは範囲が決まっているため、正しい取り組みをすれば点数を上げられる可能性は十分あります。
もちろん、全員が必ず上がるわけではありません。
それでも、大きく点数を伸ばした生徒がいるのは、塾が特別な魔法を使ったからではありません。
塾が用意した環境を利用し、本人が努力を続けた結果です。
一方で、実力テストや統一テスト、高校入試は話が変わります。
これらは短期間の努力だけで簡単に結果が変わるものではありません。
今まで積み重ねてきた知識や考え方、勉強習慣が大きく影響します。
場合によっては、何年もかけて身に付けてきたものが受験期に力になります。
実際に、実力テストや模試で大きく伸びる生徒は、基礎を身に付けた上で、継続して努力を続けてきた生徒が中心です。
「塾に行っても上がらないの?」
そう思われるかもしれません。
しかし、塾は点数を上げる魔法の場所ではありません。
本人が努力するための環境を整え、正しい方向へ進むためのサポートをする場所です。
だからこそ、私は中学1年生や中学2年生の段階から、身に付けるべきことをしっかり身に付けてほしいと思っています。
基礎がある。
勉強習慣がある。
必要なことを継続できる。
そういった土台があるからこそ、中学3年生になった時の受験勉強が生きてきます。
夏休みに入り、中学3年生は毎日のように夏期講習に来ています。
この夏の頑張りは、すぐに結果として表れないこともあります。
しかし、2学期以降、そして受験本番で必ず力になります。
塾のない日にも公共施設を利用して受験勉強に取り組んでいる生徒もいるようです。
こうした努力の積み重ねが、最後の結果につながります。
だからこそ、当塾では中学3年生の受け入れ時期を早めに設定しています。
理由は、一人ひとりに責任を持って指導するためです。
中学3年生の限られた時間の中で、その生徒の現在の状況を把握し、必要な学習を積み重ね、入試に向けた準備をしていくには、どうしても時間が必要になります。
短期間で何とかすることを約束するのではなく、伸びしろを本当の力に変えるために必要なことを一つずつ積み重ねる。
そのためには、できるだけ早い段階から取り組むことが大切だと考えています。
[2026-08-01]