期始めテストを軽く見てはいけない理由/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
昨日の記事の続きになります。今回も主に中学2年生の生徒・保護者様に向けた内容ですが、他の学年の方にも参考になる内容だと思います。
昨日9月1日から、多くの中学校で2学期がスタートしました。近隣の小中学校も昨日から新学期が始まっています。
学校によっては、早速「期始めテスト」を実施しているところもあるようです。
このブログでも何度か取り上げていますが、「期始めテスト」や「実力テスト」がどのようなテストなのか、改めて整理してみたいと思います。
中学校で行われるテストには、大きく分けて2種類あります。
1つは学校の先生が作成する「定期テスト」です。年に3~4回実施され、通知表の5段階評価に大きく関わるテストです。
もう1つが「期始めテスト」や「実力テスト」です。こちらは業者が作成するテストで、長期休み明けや年度末などに実施されます。
一般的には、実力テストの結果は定期テストほど通知表に影響しないと言われています。そのため、「評価に入らないならそこまで重要ではない」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私はそうは思いません。
むしろ、受験という視点で考えれば、実力テストの方が重要になる場面もあります。
その理由の1つが範囲の広さです。
今回の2学期期始めテストは主に1学期の内容が範囲になるため、定期テストと大きくは変わりません。しかし、3学期期始めテストになると1・2学期の内容、3月の実力テストになると学年全体が範囲になります。
つまり、「どれだけ覚えているか」「どれだけ定着しているか」が問われるテストなのです。
定期テストでは点数が取れても、数か月後には忘れてしまっているということは珍しくありません。
一方で実力テストは、その場のテスト勉強だけではなかなか結果が出ません。今までの積み重ねがそのまま数字として表れやすいテストです。
そのため、2学期期始めテストは比較的平均点が高くても、3学期や3月の実力テストになると平均点が大きく下がる学校も少なくありません。
中学2年生にとって大切なのは、まさにここです。
今はまだ受験まで1年以上あります。しかし、受験で必要になるのは中学3年生の内容だけではありません。中学1年生、中学2年生で学習した内容も当然出題されます。
だからこそ、中学2年生のうちから実力テストに慣れ、自分の現在地を知っておくことが大切だと思います。
学校によっては校内順位のみが記載される場合もありますし、県内平均との差や偏差値まで掲載される場合もあります。また、中学3年生になるまでは県内との比較データを出さない学校もあります。
それぞれに考え方はあると思いますが、私はできるだけ早い段階から県内での立ち位置を知ることには大きな価値があると考えています。
高校受験は校内での競争ではありません。県内の同学年との競争です。
校内順位だけを見ていると、自分の学校の中での位置はわかります。しかし、それだけでは見えてこない部分もあります。
中学3年生になって初めて県内順位や偏差値を見て、
「思っていたよりも志望校との差があった」
「もっと早くから対策しておけば良かった」
となってしまうケースもあります。
もちろん、早い段階で現状を知れば不安になることもあるでしょう。しかし、私は知らないまま受験学年を迎える方が大きなリスクだと思っています。
現状を知ることは決してマイナスではありません。
むしろ、今の自分の位置を知ることで、何を頑張ればよいのかが見えてきます。そして、対策するための時間も確保できます。
塾で実施している統一テストも、そのためのテストです。
回によって多少異なりますが、夏休み頃に実施される回では4,000人近くの生徒が受験します。群馬県の公立高校受験者数を考えると、かなり多くの生徒が受験しているテストです。
実力テストや統一テストの価値は、点数だけではありません。
今の自分がどの位置にいるのか。
志望校まであとどれくらいなのか。
そして、これから何をしなければならないのか。
それを客観的に知ることができる点に大きな意味があります。
昨日の記事でも書きましたが、中学2年生の12月以降のテストは特に重要になってきます。
その時になって慌てるのではなく、今のうちから実力テストや統一テストを活用し、自分の現在地を確認していってほしいと思います。
[2026-09-02]