テストの解き直しは、解答だけではできない/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
4日(日)に告知しておりました、古巻中2年生の期始めテスト数学の解き直し会を実施しました。
今回は、こちらの予想を上回る参加がありました。
私としても、実際にやってみて有意義な会になったと思っています。
今回の解き直し会では、まず45分間でテストの問題を最初から最後まで、もう一度解いてもらいました。
その後、一人一人答え合わせをし、その結果を見ながら、わからないところや「なぜこうなるんだろう」というところを、一問一問解説していきました。
時間の都合もあり、計算問題などでは、わからないところすべてに十分な時間をかけられたわけではありません。
それでも、ほとんどの問題について解説することができました。
そして、今回やってみて、改めて感じたことがあります。
テストの解き直しって、思っている以上に難しいものです。
今回、テスト結果が返却されたのと同時に、「解答」も配布されていました。
解説ではありません。
答えが載っているものです。
もちろん、解答を見れば、自分がどこを間違えたのかは確認できます。
でも、答えがわかることと、その問題ができるようになることは別です。
例えば、数学で答えが「○○」だったとして、解答を見れば「答えは○○だった」ということはわかります。
では、
「なぜこの式になるのか」
「なぜこの計算をするのか」
「自分はどこで間違えたのか」
「次に同じような問題が出たら、どうすれば解けるのか」
ここまで解答だけでわかるでしょうか。
生徒の立場に立って考えてみても、難しいと思います。
実際に今回、生徒たちの解き直しを見ていても、そう感じました。
答えはわかっても、「なぜ」がわからない。
これでは、解き直しをしようにもできません。
教える側になって、一人一人の答案を見ながら解き直しをさせてみると、よくわかります。
「ここが間違っているよ」と伝えるだけなら簡単です。
でも、本当に必要なのは、その先です。
なぜ間違えたのか。
どこからわからなくなったのか。
そもそも問題の意味を理解できていないのか。
計算方法がわからないのか。
考え方は合っていたのに、途中で間違えたのか。
そこを確認した上で説明しなければ、次に同じような問題が出たときに解けるようにはなりません。
今回、実際にやってみて、
「これでは、解答を配るだけでは無理だな」
と感じました。
もちろん、学校にも学校の事情があります。
定期テストであれば、授業の中で解説をすることもあるでしょう。
ただ、こうした業者テストの場合、結果と解答が配られて、それで終わることもあります。
でも、それで本当に生徒は「解き直し」ができるのでしょうか。
高得点の生徒であれば、間違えた問題そのものが少ないので、確認する量も少なくて済みます。
ただ、それでも解答を見ただけでは「なぜ間違えたのか」までわからない問題はあるでしょう。
そして、点数が低い生徒ほど、間違えた問題が多くなります。
その一つ一つについて「なぜ」がわからないまま、解答だけを見ても、なかなか先には進めません。
「答えはこれだった」と確認して終わり。
わからない問題は、そのまま。
そして、テストは受けて、結果を見て、終わり。
それでは、せっかく受けたテストが「受けっぱなし」になってしまいます。
テストには、自分が今どこまでできているのかを知るという意味があります。
できていないところを見つけることにも意味があります。
でも、そこで見つかった「できていない」を、そのままにしてしまったら、次につながりません。
テストを受けた。
間違いが見つかった。
では、その間違いをどうするのか。
そこまでやって、初めてテストを受けた意味があるのではないでしょうか。
もちろん、今回のように解説をすれば、それだけですぐにできるようになるわけではありません。
解説を聞いたからといって、次に同じ問題が出たときに必ず解けるとも限りません。
それでも、少なくとも「答えはこれです」で終わるのではなく、
「なぜそうなるのか」
を確認することには意味があります。
そして、最終的には、その「なぜ」を自分で考えられるようになってほしいと思っています。
今回は数学だけでしたが、機会があれば英語などでも、こうした解き直しの機会を作ってみようかなと思っています。
今回の会をやってみて、私自身も改めて感じました。
テストは、受けて終わりではありません。
結果が返ってきた後に、間違えた問題とどう向き合うか。
そこまで含めて、テストなのだと思います。
[2026-10-07]