地域から高校が消える時代/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
今日は、先日ニュースになった群馬県の公立高校が1校閉校するという話について書きたいと思います。
70年以上の歴史を持つ、群馬県で唯一の組合立高校です。
学校は市街地から離れた地域にありますが、当塾からも過去に進学した生徒がいる学校です。
だからこそ、このニュースを他人事として受け止めることはできませんでした。
閉校の理由としては、少子化や私立高校授業料無償化などが挙げられています。
もちろん、それだけが理由ではないと思いますが、近年の定員割れの状況を見ると、学校運営が厳しい状況だったことは想像できます。
高校が一つなくなるということは、単に学校が減るという話ではありません。
子どもたちの進学先が一つ減るということでもあり、その地域の将来にも影響する出来事です。
学校は勉強する場所であるだけではなく、地域を支える大切な存在でもあります。
だからこそ、一つの高校がその歴史に幕を下ろすというニュースには寂しさを感じます。
実は、当塾のある渋川市でも決して他人事ではありません。
以前から市長が高校の統廃合案を提案しており、今後どうなるのかはまだ分からない状況です。
さらに今年も、市内の高校では昨年の2校の定員削減に続き1校の定員削減が行われます。
少子化の影響は、ニュースの中だけの話ではありません。
私たちの身近なところでも、確実に起きています。
子どもの数が減れば、高校の定員が減る。
定員が減れば、統廃合や閉校という話も出てくる。
そんな時代になってしまいました。
「仕方がない。」
そう言ってしまえば、それまでなのかもしれません。
しかし、本当にそれだけで済ませてよいのでしょうか。
私は、教育は国や地域の未来を支える最も大切なものの一つだと思っています。
どんな社会になっても、最後に未来をつくるのは「人」です。
その人を育てる教育が大きく変わろうとしている今だからこそ、私たちはもっと関心を持つ必要があるのではないでしょうか。
私一人にできることは限られています。
このブログを書いたからといって、状況が変わるわけでもありません。
それでも、考えることはできます。
少子化が進む中で、地域の教育をどう守っていくのか。
子どもたちの選択肢をどう残していくのか。
地域に高校があることの意味とは何なのか。
こうしたことを一人ひとりが考えることには、大きな意味があると思います。
高校が一つなくなるというニュースは、一つの学校だけの問題ではありません。
これからの地域、そして教育の未来を考えるきっかけになる出来事なのではないでしょうか。
[2026-07-02]