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子どもの“見えない苦手”に気づけていますか?/塾長ブログ

近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)

 

皆さんこんにちは。

 

うえだ未来塾の上田です。

 

小学生の勉強で一番難しいのは、「できているのか、できていないのか」が見えにくいことだと思います。

以前にも書きましたが、小学校のカラーテストは平均点が80~90点くらいになることが多いです。

そのため、70点前後を取っていても、「まあそんなものかな」で終わってしまうことがあります。

しかし、実際にはそこに大きな差が隠れていることがあります。

例えば、計算は何となくできているけれど、文章題になると急に止まってしまう。

漢字は書けるけれど、文章を読んで内容を理解することが苦手。

英語も、何となく発音はできるけれど、単語を書こうとすると全く書けない。

こうした“見えにくい苦手”は、小学生のうちは表面化しにくいのです。

しかも、小学校のテストは単元ごとに細かく区切られているため、その場は何とか乗り切れてしまうこともあります。

ですが、中学校に入ると状況は一気に変わります。

それまで別々だった知識がつながり始め、積み重ねが必要になるからです。

すると、

「数学が急にできなくなった」
「国語ってこんなに難しかった?」
「英単語が全然覚えられない」

ということが起こります。

ですが、実際には“急にできなくなった”わけではありません。

小学生の頃からあった苦手が、中学校で一気に表面化しただけなのです。

そして厳しいのは、ここで初めて気づいても、取り戻すのにかなり時間がかかるということです。

だから私は、小学生の段階で「何となく気になる」を見逃さないことがとても大切だと思っています。

実際、最近は

「国語が苦手みたいで…」
「読解力が心配で…」
「算数の文章題になると急にできなくて…」

というお問い合わせが増えています。

これは私はとても良いことだと思っています。

なぜなら、“今のうちに気づこうとしている”からです。

もちろん、塾に通わせれば全て解決するという話ではありません。

英会話でも、読書でも、家庭学習でもいいと思います。

大切なのは、「今の状態をちゃんと見ようとしているかどうか」です。

反対に、一番危険なのは、「そのうち何とかなるだろう」で止まってしまうことです。

小学生は、自分から「勉強しなきゃ」と考えられる子ばかりではありません。

むしろ、自分の弱点を客観的に理解できる子の方が少ないと思います。

だからこそ、保護者様の視点が重要になります。

「この子は何が得意で、何が苦手なのか」
「どこでつまずいているのか」
「このままで本当に大丈夫なのか」

そこに目を向けてあげられるかどうかで、その後は大きく変わっていきます。

最近は、高校も大学も、“入るだけ”なら以前ほど難しくないケースも増えています。

定員割れという言葉も珍しくありません。

そのため、「そこまで勉強しなくても何とかなる」と感じる方もいるかもしれません。

ですが、本当に大切なのは受験そのものではないと思います。

これからの時代は、AIの発展も含め、社会が大きく変わっていきます。

知識だけではなく、

・自分で考える力
・読み取る力
・伝える力
・継続して学ぶ力

そうした“土台”がますます重要になるはずです。

その土台を作る時期が、小学生時代なのだと思います。

だから、「受験のために勉強する」という考え方だけでは、少しもったいない気がします。

もちろん、受験を目標に頑張ることは素晴らしいことです。

ですが、本当に大切なのは、その先でも学び続けられる力を育てることではないでしょうか。

小学生のうちに何を学ばせるか。

どんな姿勢を身につけさせるか。

それはやはり、保護者様の考え方や関わり方に大きく左右されると私は思っています。

[2026-05-26]