学びの場うえだ未来塾|渋川の個別学習塾-渋高出身塾長の直接指導

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漢字は書ける。でも意味がわからない子が増えています/塾長ブログ

近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)

 

皆さんこんにちは。

 

うえだ未来塾の上田です。

 

今日は小学生の基礎学力について書きたいと思います。

今回はその中でも「語彙力」についてです。

小学生の学習というと、

「計算」
「漢字」
「英単語」

など、“覚えること”に意識が向きがちです。

もちろん、それも大切です。

ですが、それ以上に重要だと私は考えているのが、

「言葉の意味を理解する力」

つまり語彙力です。

なぜそこまで語彙力が重要なのか。

それは、語彙力がすべての教科の土台だからです。

例えば算数。

文章題が苦手な子は、計算力だけの問題ではないことが非常に多いです。

「少なくとも」
「それぞれ」
「もっとも大きい数」
「等しい」

こうした言葉の意味を正確に理解できていないため、問題の意味そのものがわかっていないケースがあります。

国語はもちろんですが、理科・社会・英語も同じです。

授業を聞いても、教科書を読んでも、言葉の意味が理解できなければ内容が頭に入ってきません。

つまり、語彙力とは単なる国語力ではありません。

「学力そのものの土台」

なのです。

そこで当塾の小学生コースでは、語彙力を鍛える教材として、

出口先生の頭がよくなる漢字トレーニング

を使用しています。

この教材を監修しているのが、現代文指導で非常に有名な 出口汪 先生です。

出口先生は、

「国語はセンスではなく論理」

という考え方を広めた先生として知られています。

「なんとなく読む」
「雰囲気で解く」

のではなく、

主語・述語・修飾語の関係を整理しながら、論理的に文章を読む。

その力こそが、本当の読解力だという考え方です。

そして、その土台になるのが「語彙力」です。

実際、出口先生は長年、

「読めない子は、考える力がないのではなく、言葉を知らない」

ということを一貫して述べています。

つまり、文章が苦手な子の多くは、

“才能がない”のではなく、

「言葉の意味を十分に理解できていない」

ことが原因なのです。

だからこそ、この教材も単なる「漢字の読み書き」で終わりません。

教材は大きく三つの章に分かれています。

第一章は「名詞の意味を持つ漢字」。

「空」
「花」
「心」
「会話」

など、物事や概念を表す言葉を学びます。

ここで重要なのは、

単に漢字を書けるようにすることではありません。

「その言葉がどういう意味なのか」
「どんな場面で使うのか」

を理解しながら学習することです。

第二章は「動詞の意味を持つ漢字」。

ここでは動作を表す言葉を学びます。

例えば、

「支える」
「守る」
「進む」

こうした言葉を、“文字”として覚えるのではなく、

頭の中で動きや意味をイメージできるようにしていきます。

実は語彙力が弱い子ほど、言葉を“記号”として見ています。

ですが、本来言葉とは、

意味やイメージを伴うものです。

この違いが、文章理解に大きな差を生みます。

第三章は「形容詞とその他の意味を持つ漢字」。

「美しい」
「優しい」
「速い」

など、様子や状態を表す言葉です。

ここまでくると、単なる漢字学習ではありません。

「言葉を使って考える訓練」

になっていきます。

さらにこの教材は、各グループが三つのSTEPに分かれています。

STEP1では、読み書きだけでなく意味をしっかり確認します。

STEP2では、二字熟語を増やしていきます。

ここで語彙を雪だるま式に増やしていきます。

そしてSTEP3。

ここが非常に重要です。

与えられた言葉を並べ替えて、一文を作るトレーニングを行います。

つまり、

「言葉を知っている」

だけでなく、

「言葉を使える」

状態にしていくのです。

これは、中学生以降に非常に大きな差になります。

最近の高校入試や大学入試は、単なる暗記型ではありません。

文章量も多く、「考える問題」が増えています。

そのとき必要になるのが、

「言葉を正確に理解する力」

です。

そして、その土台は小学生のうちにかなり形成されます。

出口先生も、著書の中で、

「脳は12歳頃まででほぼ大人と同じレベルまで形成される」

という趣旨のことを述べています。

もちろん、その後も成長は続きます。

ですが、小学生時代が“言葉の土台作り”にとても重要な時期であることは間違いありません。

逆に言えば、

小学生のうちに語彙力が不足したまま中学生になると、

授業がわからない
問題文を勘違いする
文章を読むのが苦痛になる

ということが増えていきます。

そして本人も、

「なんとなく苦手」
「勉強が難しい」

と感じるようになってしまいます。

だからこそ、小学生のうちから語彙力を鍛えることは非常に重要なのです。

当塾では、単に「漢字を覚える」のではなく、

「言葉の意味を理解し、論理的に考え、使えるようにする」

ことを重視しています。

ご興味のある方は、ぜひホームページの小学生コースもご覧ください。

[2026-05-12]