263点→439点。ここまで上がるのに2年かかりました/塾長ブログ
近隣小中学校に通学のお子様をお持ちの保護者様へ(渋川・吉岡・榛東)
皆さんこんにちは。
うえだ未来塾の上田です。
今日は、入塾前の面談を行っていて感じることについて書きたいと思います。
いつもは少し厳しめの内容が多いですが、今日は少し違う話です。
面談の中でよくいただくのが、
「勉強習慣を身に付けさせたい」
「苦手教科を何とかしたい」
「家ではほとんど勉強しなくて…」
といったご相談です。
ただ、最初に正直に申し上げます。
それは簡単なことではありません。
塾に通い始めたら急に毎日勉強するようになる。
英語が50点から90点になる。
そんな“魔法のような変化”は、現実にはほとんどありません。
もちろん、保護者様もそれはわかっていらっしゃると思います。
ですが、費用をかけて塾に通わせる以上、「結果を出してほしい」と思うのは当然です。
だからこそ、私は面談でできるだけ現実をそのままお伝えするようにしています。
結果が変わるには時間がかかります。
しかも、一時的ではなく、「継続して結果を出せる状態」にするには、なおさらです。
勉強習慣も同じです。
昨日までYouTubeやゲームばかりで、ほとんど勉強してこなかった子が、今日から突然毎日1〜2時間勉強するようになる。
これは正直、かなり難しいです。
もちろん、テスト前だけなら頑張れる子はいます。
実際、当塾にもそういう生徒はいます。(むしろこちらが多数派です)
ですが、多くの場合、テストが終わるとまた勉強量は減ってしまいます。
だからこそ、塾側も「短期間で劇的に変える」ことより、「少しずつ変えていく」ことを大切にしています。
当塾でも宿題は出します。
ただ、無理やり何時間も縛り付けるような量は出しません。
例えば、
「毎日2時間やらないと終わらない」
そんな宿題を出してしまえば、一時的にはやるかもしれません。
ですが、それは“自分で学習する力”ではなく、“やらされている状態”になりやすいのです。
また、個別指導では、生徒一人ひとりを細かく管理するにも限界があります。
本当に徹底的に管理しようと思えば、人手も必要になりますし、当然費用もさらにかかります。
だから現実的には、
継続して宿題を出す。
テスト前に計画的に学習させる。
長期休暇では通塾回数を増やす。
そういった積み重ねを通して、少しずつ意識を変えていくしかありません。
そして、
意識が変わる。
行動が変わる。
勉強量が変わる。
結果が変わる。
この順番です。
だから時間がかかるのです。
実際に、263点から439点まで上がった生徒がいます。
176点アップです。
ですが、その子もここまで来るのに2年かかっています。
もちろん、途中で少しずつ点数は上がっていました。
ですが、最初から順調だったわけではありません。
勉強習慣が安定しない時期もありましたし、思うように結果が出ない時期もありました。
それでも少しずつ積み重ねて、少しずつ変えていった。
だから最終的に大きく伸びたのです。
逆に言えば、それくらい時間がかかることでもあります。
特に、中3になってから
「今まで勉強習慣がほとんどない」
「基礎もかなり抜けている」
「点数も低い」
という場合は、簡単ではありません。
なぜなら、中3の内容以前に、
中1・中2の復習が必要になるからです。
積み残しが大きい状態で、いきなり受験勉強だけを頑張ろうとしても、どうしても限界があります。
中1・中2の復習をして、
そこができるようになって、
その上で中3内容を進める。
そうしているうちに、受験はあっという間に来ます。
だからこそ、早めに動くことが大切なのです。
勉強が苦手な子ほど、変わるまでに時間がかかります。
でも逆に言えば、時間をかければ変わる可能性はあります。
私はそこを伝えたいのです。
「中3からでは絶対に間に合いません」
とも言いません。
「頑張ればすぐ結果が出ます」
とも言いません。
子どもによって本当に違うからです。
ただ、はっきり言えることがあります。
変わるには時間がかかる。
でも、本気で変わろうとする子や、それを支えようとするご家庭には、こちらも本気で向き合います。
勉強は短距離走ではありません。
積み重ねです。
だからこそ、早めに動くことには大きな意味があります。
「今のままではまずいかもしれない」
そう感じた時が、始めるタイミングなのだと思います。
[2026-05-13]